なんでもよし。

最早、何でも良い。

好きと似合うは違う。

こんにちは、Space-radです。

 

ある人から言われて初めて気が付いたのですが、私の仕事にはムラがないようです。

 

100点満点を取ることは決してありませんが、その逆に0点を取る事もなく、

常に60~70点程度の仕事を安定してやれているそうです。

 

言われてみれば、

確かに上司から「安心して仕事を任せられる」というような事を何度か言われました。

 

私は今まで、もっと自分が打ち込める事・夢中になれる事を

見つけなければいけないのではないかと、ずっと考えてきました。

しかしこの人の話を聞いて、

「ムラのない仕事がいかに他者に安心感を与えるか」という事に気付きました。

 

 

 

私はいつも平常運転です。

無理なスピードを出してアクロバティックな運転はしません。

 

確実に安全に簡潔に。

いつもそれだけを考えて黙々と判断をし、仕事をしています。

ミスや間違いがあったなら、

今日から配属された人にも、すぐに分かるようなシステムを考えるのが好きです。

 

答えが出なくても、そういう事を考えている時はとても楽しいのです。

 

たとえば、仕事の引き継ぎ。

今の職場はアルバイトの人がとても多く、

中には1回/1~2月程度しか来ない人もいます。

 

こういうたまにしか来ない人にも確実に伝わる伝達手段はないものかな、

と考えています。

実際に顔を合わせてやり取りをする事もありますが、

その多くは顔を合わせずに文字だけで引き継ぎをします。

 

このような時、大抵の人はラインやSlackを思いつくでしょう。

でも、それでも引き継ぎミスは起こります。

 

また、人間はどうしても、自分に都合の悪い事は

それがどんなに他人にも必要な情報であっても、

隠したり表現を変えてしまったりする傾向があります。

 

IT機器に頼らない、もっとシンプルで素朴な伝達手段はないだろうか?

それが最近の私の最大の関心事です。

 

 

 

少し話がずれました。

 

平常運転で安定した仕事ができる。

素朴で簡潔的なシステム作りに関心がある。

 

これらが私の強みです。

 

ここ数ヶ月の間、私は友人と「看護師」だけで食べていくのは心もとない、

という話を時々していましたが、自分の強みや資質を無視して、

「副業」というものを考えていました。


しかし、せっかくやるなら稼げる算段をつけてからやるのが一番です。

ですが、稼げても無理をしなければならないのなら長期的に稼ぐことはできません。

 

そうなると自分の「資質」に合ったものを上手に選択していく事が、

重要なポイントとなってくるでしょう。

 

 

 

この「資質」というのが厄介なのです。

 

大抵の人は、それを「自分の好きな事・興味のある事」に

置き換えてしまうからです。

 

それが自分の資質にも合っていれば問題ありませんが、

多くは「好きと似合うは違う」という事態に陥ってしまいます。

 

 

 

私達は、少し「好きを仕事に」という言葉に影響を受け過ぎているのかもしれません。