なんでもよし。

最早、何でも良い。

世の中には、平和的解決を望まない人もいる。

こんにちは、Space-radです。

 

看護師の友人に、職場の人に言いがかりをつけられている、

と相談されました。

 

たまたまその時、自分も似たような事で悩んで(???)いたので、

奇遇だなあ、と思いながら、その人の話を聞いていました。

 

そして、自分の何が問題だったのか、とても良く理解できたので、

その事について、書いていきたいと思います。

 

 

私は職場のお局様から嫉妬され、

どうやら何か月にも渡り、嫌がらせを受けていたようです。

 

何故、こんなに他人事なのかというと、

実は気付いたのが、つい2週間前の話だからです。

 

そのお局様と一緒に仕事をするのは、一ヶ月に一度あるかないかだったので、

全く気付きませんでした。

 

確かに、時々、妙にひっかるような事を言うなあ、

とは感じていたのです。

 

でもそれは、そのお局様が物凄く変わった人だから、

そういう特殊な変な癖が、無意識で時々発動されるからだ、

と、私は思っていたのです。

 

それともうひとつ。

 

職場の引き継ぎノートを見直してみると、

どうやら、私が困るような引き継ぎの仕方をしてたのかな?

と思うような箇所がいくらかありました。

 

ですが、とても残念な事に、

その嫌がらせの引き継ぎに、私は一度も困った事がなかったのです。

 

その位、些細な嫌がらせだったのです。

 

ですから、適当に引き継ぎは全部処理していました。

それが、またお局様の癇に障ったようです。

 

で、今お局様がどうなっているかというと、

もう一つの掛け持ちの職場と揉めていて、

そこの顧問弁護士と、話合わなければならなくなったようです。

 

普通、こういう話は自分が嫉妬している相手には話さないと思うのですが、

この人はやっぱりかなり変わった人で、私にそういう話をよくしてきます。

 

お局様は、だいぶ追い詰められているようで、

先日、うちのグループ会社の全ての施設の事務所には、

盗聴器と監視カメラがしかけられている、と真剣に悩んでいました。

 

流石にこれを聞いて私は、「あれ?何かこの人って…」と、

改めて考えてみて、どうも自分に嫉妬しているようだ、と気付いたのです。

 

ちなみに、お局様が盗聴器だとかカメラだとか、

変な事言ってますよ、というのは、上司に報告しておきました。

 

 

 

それでですね、私の友人に言いがかりをつけている人も、

このお局様と似たようなタイプなのです。

 

私の時と違うのは、友人は毎日、その人と顔を合わせなければならず、

私のお局様と違い、はっきりと分かるように言いがかりをつけてくるのです。

 

友人は、とても優しい人なので、

私はこの話を聞いていて、そこに付け込まれちゃったんだろうな、と思いました。

 

私は、お局様はちょっと変な人としか思っていなかったので、

自分に嫉妬している、と知った時、

びっくりしたというか、すごく腹が立ちました。

 

そして、改めて周囲の人達にお局様の事を聞いてみると、

驚くほど仕事ができない事が判明したのです。

 

だから、私に嫉妬していたのです。

 

すごく威風堂々としていたので、私はお局様の事を、

とても買い被っていたようです。

 

これを機に、私はもっと自分に自信を持たなければならないな、

と強く感じました。

 

そして、これまで以上にお局様の事をもっと適当にあしらい、

どんどんスルーしていこうと思います。

 

 

 

話が少し逸れました。

 

友人は優しい人なので、できるだけ事を荒立てたくない、

あの人は、どうして人が嫌な気持ちになっているのが分からないのだろう、

と言っていました。

 

私は、友人の話を聞いていて、それは結局、

「私は平和的解決をしたい、だからあなたもそうすべき」と

相手に押し付けているのではないか、と感じました。

 

しかし、世の中には丸腰で優しく話しかけても、

平気でマシンガンをぶっ放すような人もいるのです。

 

マシンガンをぶっ放すような人がいたら、不用意に近寄らずに、

警察を呼んだり、催涙ガスや閃光弾で大人しくさせたりしますよね。

 

嫌な事をされて我慢できないのなら、

きちんと「嫌だ」と意思表示をするのか、

それとも、適当にあしらって無視するのか、

距離を置く(転職)のどれかしかない、と思うのです。

 

これは、私にも言える事なのですが、

100%、清く正しく美しく生きようと思っても、

そんな風にはなかなかできないし、ましてや、人に求めても仕方のない事なのです。

 

「平和」は、とてもよい事だと、私も思いますが、

それを嫌う人も世の中にはいるのだ、という事を、

しっかり心に留めておかないと、余計な揉め事の種になるのかもしれません。