先日、友人とライン電話をしたら、
実に8時間以上も話し明かしてしまいました。
普段、電話というものを、ほとんどしないので、
この時も、話してもせいぜい2時間程度だろうと考えていましたが、
全くそんな事はありませんでした。
内容は、非常に取るに足らないくだらないものですが、
この取るに足らないくだらないものを、
相手を退屈させずに聞いてもらう、というのは、
なかなか至難の業だなあ、と改めて感じたりしたのでした。
ちなみに、今回のブログ記事は、
別にコミュニケーションに関係する事ではありません。
ところで、毎年の事とはいえ、気付くとクリスマスも正月も、
光の速さで過ぎてゆき、そろそろ仕事初めの時期になる、
というタイミングで休みを頂きました。
その休んでいる間に、ふと、
「週休5日制で、稼ぎが3倍にならないといけない」と思いました。
「なりたい」ではなく、「そうでなければならない」と、
急に思ったのです。
そこで、この「週休5日制、月収3倍」の
本当の意図は何だ?と、真面目に考えてみました。
私は毎年、年末に振り返りをして、年の初めに備える、
というタイプではありません。
いつ働いて、いつ休む、という事にも特にこだわりはありません。
ですから、年末年始に働こうが土日祝に働こうが、
勤務日数が一緒なら、同じようなものだ、という考えでした。
しかし、今年の正月に、「こんな季節感のない生活をずっと続けるのは嫌だなあ」
と、結構はっきりと感じたのです。
看護師という仕事をしているため、盆や正月と無縁の生活を送るのは、
(まあ、盆暮れにきっちり休む人もいるんですけどね)
これは当たり前の事だ、とずっと考えていました。
しかし、手当が出るとはいえ、
本当は、大晦日や元旦にゆっくり休みたいなあ、
と心の奥底では、そんな風に感じていた自分もいるんではないか?
と、気付いたのです。
そこで、「季節感のない、やりたくない仕事なら、
週休5日制で、月収3倍でないと嫌だ」
というのが本音である、という自分が出てきました。
冒頭の友人とのライン電話の話に戻りますが、
この時、私は「私も好きなようにおしゃべりして、おひねり(スパチャ)
一杯もらいたい」と笑いながら言いました。
そうすると友人から「意外だ」という返答がありまして、
私も少しびっくりしてしまいました。
この友人とは仕事関係で知り合って1年半になるのですが、
この電話の時に初めて、「そんな人だとは思わなかった。
やっとするすみさんの謎が解けた。
面白いから、もっと自己開示して、ラジオや動画をやればいいのに。」
と、言われました。
私は、自分が人見知りだとはあまり思わないし、
他人からもそう言われた事は、ほとんどないのですが、
とかく、感情という物を嫌う所がありますので、
恐らく、それが原因で、自己開示が上手くいっていないのかな、
と思いました。
ある時、自分が色んな感情を抑圧してきた事に気付き、
それを見なければいけない事を「怖い」と感じました。
しかし、更に複雑な事には、その「怖い」という感情すらも、
「怖い」と感じてしまったのです。
幽霊を見て怖いと思い、その怖いという自分の感情も怖い、
という塩梅です。
ですから、自己開示しない、と別に自分で決めているわけではないのですが、
感情を表現するのも、表現されるのも、極端に嫌うので、
他人から見ると、すごく謎な人、に映るようです。
(ですから、素直に感情を爆発させる犬は苦手です。)
ですので…まず自分の好きをやるには、
この、あらゆる感情から遠く遠く距離を置きたい、
という性癖をどうにかしないと、まず無理でしょうね…。