最近、昔よくやっていたゲームのBGMに大ハマりしてしまい、
一日の内の1/3程度は、ずっと繰り返し聴いています。
ところで、これらの曲を繰り返し繰り返し聴いている内に、
子どもの頃の母親との思い出が色々と蘇ってきて、
そういえば、うちの母親は何かと妙な事を言う人だったな…と、
変にしみじみしてしまいました。
どうもうちの母は、私の事を「娘」としてだけではない、
何か別な役割を、本人も意識していないような深い所で求めていたのではと、
幼少期から、何となくうっすらと感じてはいました。
算命学の母親の陽占を見た時に、うちの母が私に求めていたものが、
どうやら「理想の彼氏像」だったらしいと悟った時は、結構な衝撃を受けました。
自分の娘の上に「理想の彼氏像」を投影するなんて、
とても変な話だとは思うのですが、
つくづく思い返してみるも、それが一番ぴったりくるのです。
ですから、私が第二次性徴を迎えた時には、
随分とあれやこれやと言われたものです。
まだ私が十代だった頃に、同性の友人と電話で長話をした際、
(当時、まだ携帯はありませんでした)
ひどく怒られた事があるのですが、
その理由が意味不明で、非常に理解に苦しみました。
しかし、あの時の母親の言動というのは、
今考えてみると、年頃の女の子が自分の彼氏に向かって、
「もっと私の事見てよ!!」と、
言っているのに、非常に近しい感覚なのです。
母は、若い頃、沢田研二氏が大好きだったようですが、
氏が化粧をするようになってからは、蛇蝎の如く忌み嫌っていました。
いくら化粧をする男性が好きではないからといって、
そんなに嫌わなくても…というような激しさで、
まるで「化粧をする男は万死に値する!」と言っているような具合でした。
私の出生時のホロスコープやら算命学の命式を見ていると、
元々、性別にあまり頓着しない、というような素養を持っているのですが、
こういう母の元で育てられて、そういう特性が、更に助長されたような気はします。
それにしても、バブルボブルのメインテーマを一度聴き始めると、
数時間、平気で何も手につかず、ひたすら曲を聴き続けるだけになってしまうので、
非常にまずいなあ、と感じています。