昨日、陰占と陽占の記事を書いたのですが、
余程疲れていたのか、読み返してみると、
我ながら、何だか良く分からない文章だな…と思ってしまいました。
それはさておき、陽占と陰占について思った事を、
またつらつらと書いていきます。
昨日の受精卵の話から、下記のような事を、ふと思いつきました。
陽占=DNA(遺伝情報)
陰占=DNA(遺伝情報)の組み合わせ、組み換え、修飾を行う器
受精した卵子の中では、通常、精子から受け取った遺伝情報を組み合わせ、
性別を作り、遺伝子の配置換えや修飾を行い、より強い個体(個性)を
創り出します。
これを陽占に当てはめて考えると、
十大主星=DNA(遺伝情報)
12大従星=その個体が成長する過程において、必要な時間の流れ方
となります。
ところで、算命学においては、2022年、7月15日に、
地球上に生まれた、ありとあらゆる生命は、皆、等しく同じ命式を持ちます。
たとえば、朝顔の種を10個、同じように植えても、
育つスピード、花や葉の色や大きさ、数、ツルの巻き付き方などは、
全く同じようには、絶対になりません。
これは、この10個の種が受精した時に、卵細胞の中で、
精細胞(遺伝情報)の組み合わせ、組み換え、修飾が行われ、
同じ朝顔でも、皆、個々に違う、それぞれの遺伝情報の中での、
最も「強い」個体が現れた、というだけの話です。
要するに、同じ材料や情報を渡されても、その組み合わせや解釈如何では、
最もベストと考えられる、全く違う結果が出る、という事です。
しかし、不思議な事には、遺伝子の突然変異が起こったとしても、
その膨大な遺伝情報の中から、
あらゆる組み合わせ、組み換え、修飾が行われる事で、
朝顔という結果は変わらなくても、「個性」が全く違う、
という非常に面白い現象が起きるのではないか、と考えたのです。
ですから、陽占の解釈は比較的簡単で、陰占は難しい、
と言われてしまうのは、この辺りではないかと思います。
材料についての設計図や説明書を読む事はできても、
使った事のない機械の仕組みを熟知する事は、
並大抵の事ではありませんからね。