こんにちは、Space-radです。
今日は自分の陽占の中にある「牽牛星の意味」が、
ようやく理解できたので、それについて書いていこうと思います。
先に書いておきますが、一般的な「算命学」の星の解釈からは程遠く、
私の個人的な経験から導き出した、極めて個人的な答えなので、
他の方の参考になるかどうかは分かりません。
私は子どもの頃から、どうも自分はこの家の子どもではないようだ、
という感覚を強く抱いていました。
どういう事なのかというと、子どもではなく、
一家を守る大黒柱的存在だ、という意識が異様に強かったのです。
初年期に最強の天将星があったので、その影響も強く受けていたと思います。
経済的に一家を支えていたのは母ですが、
その母を「生かすも殺すも私次第」という変な責任感があり、
とにもかくにも、母の精神が病んでしまわぬように、
という大変強い気持ちがありました。
私の右手と伴星は牽牛星です。
右手は家庭を、伴星は先祖を表すそうです。
ここから、私がはっと思い至ったのは、
「自分の家族を守る事」が裏テーマとしてあったのではないか、
という事です。
私が成人した後、母と父はお互いの関係性において、
新たに問題が浮上したのですが、
何と、二人とも、その問題に向き合う事を放棄し、
私に責任転嫁してきたのです。
これに怒った私は、家を出て自立しました。
さて、ここから両親の運は、経済面でも健康面でも、
どんどん転落し始めました。
母は、体調が悪化し入退院を繰り返すようになり、
長年、真面目に勤めた会社をリストラされました。
父の事はよく分かりませんが、多分、母と同じような感じだと思います。
そして、二人とも自分の問題を解決する事なく、
寿命が尽きてしまいました。
私は、長い事この両親の在り方に、
家族としてもっと適切な関わりを持てたのではないか?
と疑問を持っておりました。
しかし、改めて考え直してみますと、
家族という組織の構成員が、自分がやるべき事を放棄したのでは、
やはりそこに守る意味など、何もなかったのかもしれません。
それにしても、やっと肩の荷が降りたようで、
随分と、すっきりとしました。