なんでもよし。

最早、何でも良い。

高野山の天狗(?)

ユーチューブの動画でお寺の宗派について調べていたら、

「〇〇寺(神社)のチャネリング動画」というのを、いくつも見かけました。

 

それが、鞍馬寺高野山など、

決まった寺社仏閣に集中しているようでした。

 

法隆寺東大寺平等院鳳凰堂のような所は、普通の観光動画が多かったです。

 

この辺り、チャネリングをしている、又は練習中という人たちの

興味のある寺社仏閣の統計を取ると、面白い結果が出るような気がします。

 

 

 

先日、高野山に行く前後あたりで、空海最澄が何をした人なのかという、

歴史動画を見ました。

 

私の高野山の知識というのは、中学時代の歴史の授業で覚えた、

真空パックの高野豆腐」くらいだったので、せめて今回は、

もうちょっと理解してからにしたかったのです。

 

1本1時間程度の動画を、5~6本のシリーズとして上げられていたので、

全部を見たものの、完璧に理解できたわけではありませんが、

それでも何となくの概要は理解できました。

 

その動画を見終わってから、20年近く前に見た、

天狗の夢の事を思い出しました。

 

確かその時は、枕元にノートを置いて、見た夢を全てメモする、

という変な事をやっていました。

 

おかげで、毎日3つも4つも夢を見て、詳細まで全部記憶に残るので、

何度も何度も目が覚めて、結果、不眠症になってしまいました。

 

すぐに、夢をメモするのはやめたのですが、

やめた後も、一晩に頻繁に夢を見ては覚醒する、

という状況が続き、なかなか大変でした。

 

当時、日記も付けていたのですが、私の癖で、

ある程度年数が経つと、邪魔に感じるので、

どんどん捨ててしまいます。

 

ですから、夢のメモも手元に残っていません。

 

どのタイミングで捨てたのかさえ、覚えていません。

 

その中で、非常に強く印象に残っている夢の1つが、天狗の夢です。

 

 

 

それは、私がまだ地元に住んでいた時の事で、

夢の中で、私は近所の氏神様の神社に参拝に行きました。

 

参拝の理由は、

現実世界とどのように折り合いを付けて生きていったらいいのか、

皆目見当がつかず、困っている、という内容でした。

 

そこで、その氏神様が言う事には、

眷属をお供として、3体貸してあげるから、あそこの山に行ってみてはどうか、

という事でした。

 

その3体の眷属の内、1体は「ゲゲゲの鬼太郎」に出て来る、

一反木綿のような姿をしていましたので、私はその背中に乗って、

ひたすら、上へ上へと高い所まで登っていきました。

 

とにかく高い所まですごいスピードで登っていくと、

急に左右から大きな黒い天狗が出てきて、一反木綿と私は吹っ飛ばされました。

 

その衝撃で、一反木綿は怪我をしてしまいます。

 

大きい天狗たちは、

「お前たちのような、海のものとも山のものともつかぬ輩を、

ここから先へ通すわけにはいかん」

と言いましたので、私は怒って、

「それは、そちらには関所を守るという大事なお役目があるかもしれないが、

何も相手を怪我させなくても良いではないか、

お前たちのような者が守っている者など、大した者ではなく、

そんなもの、こちらから願い下げだ」

というような事を言いました。

 

そうすると、後ろから、何かもっと大きい存在がやって来て、

「若い衆が失礼をして、すまなかった」と言われました。

 

そして、一反木綿の怪我は、この山に良く陽の当たる場所があるから、

そこでしばらく日光浴をすれば治る、とも教えてくれました。

 

結局、そこから先には進めなかったのですが、

最後に、その大きい存在は、私の額の所に何かの漢字というか、

梵字のようなものを何文字か、とても強い圧で吹き込みました。

 

少し後ろに後ずさったように記憶しています。

 

一反木綿は、言われたようにすると、すぐに治ったので、

また3体の眷属と一緒に、元の神社に帰る、という内容です。

 

 

 

ところで、この夢の中では、誰も高野山の話はしていません。

 

ですが、何故か、いつ頃からか、

私は「これは高野山での話だ」と思うようになっていました。

 

私自身、どのタイミングで、何故そう思ったのか、何も覚えていないのです。

 

私が高野山に初めて行ったのは、

今から丁度10年前の2012年の9月の終わり頃でした。

 

その前からなのか、それとも行った後にそう思ったのか、

何にも覚えていません。

 

何とも歯切れの悪い話です。

 

そういえば、今回高野山に行った後に、

目の奥の所が、一瞬暗赤色に輝きました。

 

寝ていたわけでもなく、普通に起きていたので、

とても驚きましたが、特にこれといった異変はないので、

単なる気のせいだったのかもしれません。