なんでもよし。

最早、何でも良い。

引き寄せの法則と万有引力の法則。

いつ頃から言われ始めたのか分かりませんが、

「わくわくする事だけをしよう」というフレーズが流行りました。

 

その意味が、頭では理解できるものの、

なかなか腹から納得できるような解説がなく、そのままスルーしていました。

 

最近、惑星の密度と圧力の関係性を調べていて、

何となく、引き寄せの法則とは、

万有引力の法則の一部だけを簡略化した考え方なのではないか?

と思いました。

 

 

 

西洋占星術には、惑星間どうしの「角度」という概念が存在します。

 

私は、この角度の概念にどのくらいの意味があるのか、

全く不思議に思っておりました。

 

何故なら、どの角度で惑星どうしが存在していようとも、

惑星そのものに質量が存在し、お互いに引力という影響を与え合っているなら、

0度であろうが、100度であろうが、強弱の違いはあれど、

何らかの意味を有するのではないかと思うからです。

 

それなのに、特定の角度だけに絞って考えるのは、

単に「星を見るもの」の側の都合であって、それ以上には、

大きな意味はないのではないか?と、そんな風に感じたのです。

 

ですから、「角度」という概念を一度取っ払って、

まず引力を発生させるために必要な「重力」という観点から考えますと、

「この地球上で、ホロスコープ上の、ある惑星の力を強めたいなら、

惑星そのものの密度を大きくし、重量を増大させ、

大きな引力を発生させればよい」という理屈になります。

 

しかし、惑星には、元々備わっている質量がありますから、

これを加味した上で、そもそもの惑星間どうしの力の関係性を計算できれば、

より高い解像度で、ホロスコープを読む事ができるのでは、と考えたのです。

 

では、どのように計算すればよいのか、というと、

ニュートン万有引力の法則をそのまま適用できるのではないか、

と考えました。

 

ホロスコープにある星座や惑星は、宇宙空間をなぞらえたものですが、

実際に生きる人間は、地球上の重力の法則に従って生活をしています。

 

ですから、F=G Mm/r2 という公式がそのまま使えるのでは?

と考えたのです。

 

ただし、ひとつだけ問題があり、それは3つ以上の物質(惑星)間の

引力の数値を計算するには、どうすれば良いか、という事です。

 

この辺りは、もう少し詳しく調べ直したり考え直したりする必要性がありそうです。

 

 

 

このような事を、つらつらと考えていた時に、

「わくわくする事だけをしろ」という言葉を思い出し、

この意味はもしかしたら、あらゆる人生の局面において、

「楽しい事や嬉しい事に着目し、その密度を大きくしろ」

という事なのではないだろうか、と感じたのです。

 

ただ、ここできちんと分けておかなければならない事は、

他人を大事にしない事、

(大事にしない事の密度が大きくなり、自分も大事にされない)、

快楽だけを追い求めない事、

(よしあしに関わらず、刺激の密度だけが大きくなる)、

など、その裏に隠れたネガティブを、しっかり認識し受容する事です。

 

惑星間どうしでは、ひとつの惑星(わくわくする事)のみに主眼をおいて、

力を最大限に強くすることはできません。

 

お互いに影響しあっているため、引っ張り合う力(引力)が発生し、

急激にひとつの力を高めると、引っ張り合う逆の力も強くなります。

 

ですから、たったひとつの出来事のみに注視するのではなく、

色々な出来事から、バランスよく力を育てる、という考えが、

最も安全で、かつ長期的に、

好ましい出来事を引き寄せる結果となるのではないでしょうか。