12ハウスのイメージが、いまいち良く掴めなくて、
色々と調べていたら、意外と「12」という数字は身近にある、
という記事を見つけました。
1年は12か月、1日は24時間、60分も60秒も12の5倍、
1ダースは12個、12縁起に12章。
こんなに身近にあるのに、なぜ気付かなかったんだろうと、
とても不思議な気分になりました。
この記事を読むと、ハウスを12で区分している理由が、
あっさり分かりました。
月は、地球を1年間でほぼ12回転する。
だから、1年を12か月に分けた。
より精度が増すんじゃないか…?と思いましたが、
既に太陽を中心とした生活に慣れきってしまった現代人が、
太陰暦で星を見る事に、果たしてどの程度の意味があるのか…と
考えた時、はたと思いつきました。
両方を見るのが、一番精度が高いんじゃないか?と。
そこで、早速自分のホロスコープを簡単に割りだしてみると、
意外な事が分かったのです。
幼い頃からずっと、自分を悩ませてきた「過去の出来事に捉われやすい」という
癖は、「現在位置と現実感覚の把握」が意識できていなかったから。
過去の出来事は、「済」のハンコを押して、全部シュレッダーにかけられるのです。
その「シュレッダー」にかけられる「過去の努力や経験」が、
「何の役にも立たない不要なもの」と言われているような気がして、
かえって、そこにしがみついていたようです。
しかし、そうではなく、川を渡る時に新たな飛び石に飛び移ってしまったら、
すでに飛んでしまった「過去の飛び石」は、
今現在いる飛び石への踏み台として、「過去のある一瞬」には役立ったものの、
「飛んでしまった今現在」においては、もう何の役にも立ちません。
そして、「今現在いる飛び石」は、
未来への新たな飛び石に飛び移るための土台となります。
飛び石は、後から後からどんどんやって来ます。
飛び移り損ねても、ありがたい事に、また新しい飛び石がやってきます。
「過去の情報(飛び石)は不要」、こんなの、
仕事でいつも情報の切り捨てをガンガンやっているのに、
全然気が付きませんでした。