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産業革命と冥王星

最近、色々なお店で、緑の服がやたらと目につくように思いますが、

今年の流行りなんでしょうか?

 

帰宅時に最寄りの駅前でも見かけたので、つられて、

新しく夏物の緑の服を買いました。

 

それを契機に、「こういう服がほしい」と、ふと寝る前に思い付き、

色々と探し回ってみたのですが、何となく似たようなものはあっても、

ぴったりの物はありませんでした。

 

年明けに、パブリック東京で「これは!!」と思う服を見つけましたが、

そういう劇的な出会いというのは、そうそうないんでしょうね。

 

 

 

服を探して、色々歩き回りながら、何となく冥王星の事を、

またつらつらと考えていました。

 

以前、ホロスコープ冥王星について、原発に似ている、

というような記事を書きましたが、

良く考えると、「核」というのは、細胞にも地球にもあります。

 

dragon-cosmos.hatenablog.com

 

しかし、自然界に存在している、或いは由来しているものは、

無駄なゴミを出さず、必要な時に必要な分のエネルギーしか出しません。

 

それを人工的にやると、大量のゴミを出しながら、あっという間に環境を汚染し、

過剰なまでのエネルギーを創り出します。

 

これは恐らく、人工的にやった時との

エネルギーを生み出す手順や配合、配分、タイミングなどが、

自然由来の物と、僅かでも違えば、似たような結果を引き出す事はできても、

それによる摩擦やズレも大きくなるのではないでしょうか。

 

その僅差のために、必要ないものまで過剰に創り出し、大量のゴミが出て、

大勢の人が消費にてんてこまいになっているのが、近現代のような気がします。

 

消費というのは、文字通り費やしては消える行為ですから、

人間は一体何のために、物を創り出すのでしょうか。

消費者庁は、割と本気で改名したほうがいいと、最近、特に思います)

 

そして、私が欲しい服を探す行為も、やはり「消費」になってしまうのでしょうか。

 

そうなってみると、そもそも、何で産業革命は起きたのか?という、

根本的な話になってくるように思われます。

 

 

 

 

まあ、何というか、身も蓋もない事を言ってしまえば、

結局は「楽してたくさん稼いで、他のみんなに威張りたい」が、

産業革命の、一番重要な動機ではないかと思うのです。

 

そういう欲が、「産業革命」というものを進化させ、加速させたのであれば、

「何のために楽してたくさん稼ぐのか」という動機がすっぱ抜けているため、

ただただ、無駄に作っては消費する、という世界が出来上がったのではないかな、

という気がするのです。

 

原発にしても、そうです。

 

別に原発やエネルギー革命みたいなものがなくっても、

様々な流行り病や飢饉、戦争での大量殺人に、人類は堪えてきました。

 

エネルギー革命という選択肢を選ばなくても、

人間は、今まで通り地球上で生きていく事はできたはずです。

 

しかし、そうはならなかった。

 

みんな、楽してたくさん稼いで、優位性を保ち、

「人生を楽しみたかった」のではないでしょうか。

 

何となく、漠然と「人生を楽しみたい、他の人より優位に立ちたい

(承認欲求を満たしたい)」、

そのためには、「生きるために必要な労働から、解放されなければいけない」、

そんな風に考えたのかもしれません。

 

楽してたくさん稼ぐのは、人生を楽しむ余暇がほしいから、

承認欲求を満たしたいのは、自分の存在を善きものとして保障してほしいからで、

楽してたくさん稼ぐ事や優位な立場になる事が目的ではありません。

 

しかし、どうも昨今は、「楽してたくさん稼ぐ」事や「人より優位に立つ」事が、

「人生の目的」と化してしまっているような気がしてなりません。

 

人生を楽しむために必須の考え方とは、

所謂「僕の考えた最強の~」というやつではないでしょうか。

 

人から揶揄されようが、本来はそんな事、全く関係ないのです。

 

何故なら、自分が自分の人生を余すことなく楽しみたいのですから。

 

 

 

さて、これをホロスコープ冥王星に置き換えて考えてみると、

割と当てはまっているような気もしないではないのです。

 

天王星海王星冥王星は、「世代天体」といわれていますが、

ぶっちゃけ、なければないで、特に個人のホロスコープに、

直接的に大きく影響するわけでもなさそうです。

 

しかし、なぜかあります。

 

エネルギー革命や承認欲求と同じで、なければないで、

何とかやっていけるにも関わらず、そこにある、という事は、

「もしかしたら、必要な時があるかもしれないから」という事なのでしょうか?

 

そうすると、こんな風に考える事もできます。

 

天王星が発見されたのは、産業革命が緩やかに始まってから、

約20年後の事です。

 

みんなが「自分の人生を楽しむ」ために、「何か」を大きく変えたい、

そんな思いが根底にあったのかもしれません。

 

だから、今までなら存在しなくても良かったものが、

突然、目の前に現れた(ように見えた)。

 

ここから、核融合を起こしていくためには、ウラン(天王星)に

中性子を当てなければなりません。

 

しかし、中性子はそのままでは速度が速すぎて、

ウラン(天王星)を通過してしまいます。

 

そこで、中性子を減速する必要性が出てきます。

 

即ち、キロンの足を傷つけて減速させ、天王星と衝突させます。

 

おうし座(所有)の傷ついたキロンを、双子座(知性)にある天王星に衝突させ、

そうして出来たのが、かに座の冥王星です。

 

かに座は英語でcancer、癌の事です。

 

 

 

癌細胞は、体に入ってきたエネルギー源(ブドウ糖)を食い荒らし、

脳の指令を無視して、無意味に増殖していきます。

 

癌は、エネルギーを無駄に消費しているのです。

 

正常な細胞は、傷を治すという目的のために増え、完治すれば(必要なければ)、

増える事をやめます。

 

が、癌は、無目的に増え続け、最悪の場合、宿主を死に追いやります。

 

 

 

さて、それでは、癌にならなっかたかもしれない冥王星

というのは、一体、それはどんなものなんでしょうね?