日本政府が、妙にウクライナに肩入れしたせいなのかどうか知りませんが、
北海道付近で、ロシアの艦艇が不穏な動きをしてますね。
おまけに、北朝鮮から、妙なミサイルは飛んでくるし…。
そうでなくても、東北地方はまた地震が起きたりして、
色々大変なんだから、あまり派手な支援活動はしないで、
しばらく大人しくしといた方が無難でしょう。
対韓国、対中国において散々同じような事やってるはずなんですが、
こういうのは、先に頭に血が上った方が負けですよ。
しかし、あの辺の国を変に刺激してしまったのは、
もう取り返しのつかない事実なので、
何とか、上手にかわしていくしかないでしょう。
それから、残念ながら、我々はヨーロッパ人ではなく、
東アジア人である事も、お忘れなきよう。(義侠心も程々に)
ところで、ロシアがウクライナ侵攻を始めて、
数日経ったある日の事、ふと、地下鉄サリン事件を思い出しました。
当時、私は東京に住んではいなかったのですが、
それでも、日本全体が異様な雰囲気に包まれていたのは、
良く記憶しています。
私の地元にアレフの支部ができる、という話が持ち上がりましたが、
その時は、サリン事件から5年以上は経っていたにも関わらず、
地域住民から、猛烈な反対を喰らって、追い出されていました。
とにかく、オウム前と後では、
日本人の「宗教」(特に新興宗教)に対する価値観や考え方が、
大きく変わり、
宗教全般への不信感は、極限にまで高まっていたように感じました。
そんな中で、サリン事件にはロシアが裏で一枚嚙んでいた、
というニュースをネットで見て、最初は、まあ、半信半疑というか、
ただ、ロシアという国も、割と抜け目ないような印象がありましたし、
その一方で、確たる証拠もないのに、断定するのも気が引けるというか、
なんともいえない気持ちになったものでした。
しかし、実際にこうして、ロシアがウクライナへ侵攻してしまった以上、
今までは、「オウムへの武器の横流しはあったかもしれない」程度だったのが、
「ああ、やっぱり、国家ぐるみで噛んでいたのは、本当にそうだったのかな。」と
いう、非常に残念な方向性に、気持ちが傾いていったのも、事実です。
あのアメリカ国家ですら、戦争にお金と人材をどんなにかけても、
たいして得られるものはない、と判断したから、
アフガニスタンへの軍事的関与はやめたんじゃないんですかね?
イマドキ、正義とか悪とか、そういうプロパガンダで戦争やるのは、
やっぱり、どう考えても、古いんですよ。
戦争は、時間・人材・お金の凄まじい浪費です。
残念ながら、やった所で大した旨味はないし、むしろ逆効果です。
プーチン大統領並びに、ロシアの国家上層部の方々には、
最早、武力行使で政治が思い通りになる時代はそろそろ終焉を迎える、
という事に、1秒でも早く気付いて頂きたいものです。
(まあ、これはロシアだけじゃないですけどね。)