なんでもよし。

最早、何でも良い。

冥王星のしくみ。

西洋占星術関連の事を調べていて、ふと不思議に思った事があるのですが、

なぜ「錬金術(化学)的視点」から、星を考察する人が、

こんなに少ないんでしょうか?

 

神話と絡めて解説している人は、たくさんおられますが、

錬金術(化学)」という部分にクローズアップして

解説している人は、あまり見かけませんでした。

 

 

 

錬金術記号というものがあります。

 

ja.wikipedia.org

 

wikiを見る限り、記号があるのは、土星の鉛までです。

 

しかし、現代占星術で使われている惑星は、

天王星海王星冥王星まで含みます。

 

そこで、上記3つの惑星に属する物質は何か調べてみました。

 

天王星=ウラン

海王星ネプツニウム

冥王星プルトニウム

 

ネプツニウム海王星)は、10天体の中で、最も比重の重い天体です。

次点でプルトニウム冥王星)、3番目に漸く太陽の金が来ます。

 

 

 

よく、天王星は「改革の星」だ、と言われます。

 

それを、化学的視点から考えると、非常によく理解できます。

 

まず、ウラン(天王星)はウランのままでは何の役にも立ちません。

 

ウランに中性子を当て、連鎖的に核分裂を起こす事で、

莫大なエネルギーが発生します。

 

この莫大なエネルギーが、プルトニウム冥王星)です。

 

そして、プルトニウムを製造する過程でできるのが、ネプツニウム海王星)です。

 


www.youtube.com

 

原子力発電所では、このプルトニウム冥王星)の力を使って、

電気を作ります。

 

 

 

冥王星は、それ単体で存在できる、独立した惑星である、

という言説は、プルトニウムができる過程を見るに、

どうも疑わしくなってきます。

 

根幹に、天王星(ウラン)が存在し、

その上で海王星ネプツニウム)という物質の助けを借りなければ、

プルトニウム冥王星)は、プルトニウムにはなれないのです。

 

しかも、原子爆弾チェルノブイリ福島原発の問題を考えると、

莫大なエネルギーを得る代わりに、負わなければならないリスクも、

非常に大きなものになります。

 

それでは、この3天体の力は、使った方がいいのか悪いのか?

 

これは、私は個人個人で全く解釈が異なるのでは、と感じます。

 

ガン治療の現場においても、放射線による治療の是非は、

その個人によって、大きく異なります。

 

また、ウランに当てる中性子とは、占星術的に考えると、

何に値するのか?というのも、安易に答えが出る物ではなく、

やはり個人によって、大きく異なって来るでしょう。

 

安易に、使った方がいい、とか、良くない、とか、

そういう次元の話ではないのかもしれません。

 

ですから、マドモアゼル愛先生が仰るように、

安全で有意義に使うのならば、やはり太陽が一番よいのでしょう。