西洋占星術には、ハウスカスプという良く分からない専門用語がありますが、
良く分からないので、ずっとガン無視していました。
それが、最近になって改めて調べてみますと、
星座と星座の間の境界線の事のようです。
境界線があるという事は、12星座というものは、
数珠の様にひと繋がりになっているようで、
実は、きっちり境界線があり、それぞれに独立した存在であるという事です。
マクロの視点からみれば、それは間断なく繋がっていますが、
ミクロの視点によれば、個別に独立した存在です。
星座には度数がありますが、一般的な西洋占星術では、
0度というのは考えないようです。
しかし、ホロスコープを実際に作ってみると、
0.1度とか0.2度とかいうものは存在しています。
なぜ、こんなに細かに分けてしまうのでしょうか?
だったら、最初から0なんか排除して、1から始めてしまえばいいではありませんか?
でも、それをしていない。
という事は、0はそこに在る、という考え方が根底にあるのでは?
という気がしてしょうがないのですが、いちいち調べるのも面倒なので、
自分の考えた事を、ただつらつらと綴っていきます。
例えば、牡羊座0度というものは、あくまでも「牡羊座」であって、
魚座31度ではありません。
正に、魚座から牡羊座に変容する「その瞬間」を捉えたものではないでしょうか?
母親の胎内で、まだ明確なヒトの形を取る所か、
細胞分裂すら始まっていない段階…ただ受精をしたその瞬間を切り取ったものが、
この0度だと仮定するならば、
それは、一人の人間としての形を取る事を決めた瞬間、と考える事もできそうです。