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「月は欠損」…で終わってしまってもいいのだろうか?

こんにちは、Space-radです。

 

遅まきながら、「月の欠損論」について色々と思った事がありますので、

久々に書いていこうと思います。

 


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初めの内こそは、「おー!その通りかも!」なんて考えていました。

しかし、愛先生の動画のコメント欄や、

鏡リュウジ先生の反対意見を見ていて、ふとこんな風に思いました。

 

今のこの愛先生の「月は欠損論」の世間の反応って、

19世紀にヒステリー論を発表したフロイトみたいなもんかな…、

そうなると、対立する鏡リュウジ先生はユング的立場を取るのかな、と。

 

私は、鏡リュウジ先生の反対意見を見た時、

よく分からないけど、何か大きな理由がありそうだと感じました。

 

この鏡先生の理論を言語化するのって、もの凄い困難を極めるんだと思うんです。

というか、鏡先生はむしろそのカオスの中にあるダイナミズムを損なわないために、

あえて分かり易い言語化を避けているようにも見えました。

(ちょっとというか、だいぶ違いますけど岡本太郎氏の

芸術は爆発だ!」みたいな…)

 

 

 

私の月星座は山羊座なのですが、そりゃもう、

子供時代から集団行動が苦手で、なかなかうまく馴染めませんでした。

 

しかし、その私が大人になってから、

ガチガチの組織集団である「病院」という場所で働く事になったわけですから、

何とも因果な話です。

 

ですが、このガチガチの組織体質が、私自身にもたらした恩恵というのは、

それはもう、筆舌に尽くしがたいのです。

 

ちなみに、私がこの組織で最も学んだことが、

「カネと権力の上手な使い方」です。

 

私が働いていた病院は、地域ではかなり大規模な病院でしたが、

末端で働いていても、

「あ、ここの病院ってブラックな人脈もそれなりにあるんだな」

と思う事が、しばしばありました。

 

だからこそ、これだけお金持ちなんだな、と。

でも、それが悪い事だとは、私は全然思いませんでした。

 

何故なら、お金があれば設備や人材に投資できるからです。

その結果、患者さんは質の高い医療ケアを受けられるのです。

 

 その逆にお金のない病院に勤めた事もありますが、

特に、人材の質の違い(研修会や勉強会のレベル)は一目瞭然でした。

 

 

 

少し話がずれてしまいましたが、

私はこの病院という組織に属する事によって、

「ルールとは何か?枠組みとは何か?組織を形成するとは何か?」

を深く考えさせられました。

 

まさに、山羊座的命題です。

 

そして、この山羊座的命題を学び、

組織の枠組みやルールを作る根拠や仕組みを学ばなければ、

ただただ承認欲求が強いだけの、どうしようもない人になっていたと思います。

 

私の太陽星座である獅子座の「自分にとってのオンリーワン」という課題を、

現実に沿った形で創り出す事ができなかったでしょう。

 

 

 

と、ここまで振り返ってみて、

やっぱり「月は欠損」と言い切ることはできないんじゃないだろうか?

と思ったのです。

 

月(自分にとっての苦手)を深く知る事で、

自分の得意な事(太陽)が、生かされてくる、

私は、そんな風に感じるのです。