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やりたくない事とは?

こんにちは、Space-radです。

 

 昨日の記事「他人事ではない」をUPしてから気付いたのですが、

「できる×やりたくない事で稼いでいくのが、自分には向いている」と書きながら、

文末では

「一番やりたくなかった訪問看護ステーションの起ち上げをやる事になるとは」

と結んでいます。

dragon-cosmos.hatenablog.com

 

この矛盾について、今回はもう少し深く掘り下げたいと思います。

 

 

 

訪問看護ステーションの起ち上げの「何をやりたくないのか?」を、

少し考えてみますと、すぐに以下の2つの答えが出ました。

 

・変な看護師と一緒に仕事したくない。

・体力的に現場で働き続けるのはきつい。

 

体力的な問題はここで深堀りする必要性を感じませんので、

「変な看護師と一緒に仕事したくない」について考えていきます。

 

 

 

まず、私にとっての「一緒に仕事したくない変な看護師」とは何か?を

考えていきます。

 

「一緒に仕事したくない変な看護師」というワードで思いついた人が、

実際に何名かいました。

 

そこで、その人達と実際に働いて、私が感じたキーワードを書くと、

こんな感じです。

 

1,すぐにパニックになる

2,卑屈で劣等感が強い

3,他人の肩書や立場によって態度を変える

4,口は出すけど、手は出さない

5,勉強しない癖に偉そう

6,責任転嫁する

7,一人で行動できない

8,指示待ち

9,好き嫌いや気分の変動が激しく、それを常に態度に出す

10,自分の意見を言おうとしない

11,頼まれてもいないのに、他人の仕事の領域に割り込む

12,杓子定規的で、医師の判断がないと何もできない

13、他人との能力の差を考慮できない

14,見栄っ張り

15、整理整頓をしようとしない

16、不平不満や陰口が多い

17、人の話を聴かない

 

思いつくままにざっと上げましたが、

更にこの中で絶対に避けたいのは、2~7,9,11,12,14、16、17ですね。

 

パニックになったり、自分の意見が言えなかったりしても、

お互いに助け合ってなんとかできそうな気がするので、

実際にはあまり気にしないかもしれません。

 

それよりも私が気になるのは、チームワークが取れない事ですね。

 

看護師という職業の人達は、学校などで

「自分の意見を言え、常に目標を持て、自分の看護感を出せ」

と叩きこまれるので、どうしても我が強くなりがちです。

 

看護師という職業を辞めていく人の大半が、

この独特で閉鎖的な人間関係についていけませんし、

現役の看護師さんもお互いに多くのストレスを抱えながら、

仕事をしておられる方も大勢いらっしゃいます。

 

しかし、私がこの業界に入って一番意外だったのは、

劣等感や自己卑下のために承認欲求の強い人が多く、

それ故に歪んでしまっている人が大変多い事です。

 

これは恐らく、看護学校の古い教育の在り方、

システムそのものに問題があるのだと思います。

 

 

 

看護の仕事(特に患者さんや利用者さんのニーズを言語化する作業や

看護計画、記録物の作成)は好きです。

ここ数年は、施設でばかり働いていたため、

注射をする機会がめっきり減りましたが、最近では、特に気にもしなくなりました。

 

元々、看護師という仕事自体の廃業を考えていたので、

そういう、目に見えて分かり易い形での「看護師象」にも、

あまり深い関心を抱かなくなりました。

 

ですから、従来の看護師の在り方に、全く興味がありません。

 

色んな人と様々な想いを語る事には興味がありますが、

「こうでなければ!」という古い価値観に捉われた考え方に、

全然興味がないのです。

 

 

 

世の中には、色々な職業や考え方があると思いますが、

昔から私は「型にハマる」のがとても苦手でした。

 

そういう私の「もう型にハマって仕事するのは嫌だ」という思いが、

近年になって顕著に表れてきたのかな、と感じました。