なんでもよし。

最早、何でも良い。

他人事ではない。

こんにちは、Space-radです。

 

ちょっと他人事でない悩み相談を見ました。

 

投稿主はアラフォーで真面目に働いていたそうですが、

何でもないような事がきっかけで退職を余儀なくされたようです。

 

そこで、以前から興味のあったプログラムの専門学校で勉強して、

フリーのwebデザイナーで稼いでいきたいという内容でした。

 

 

 

当然というか、何というか、回答欄には反対の意見が溢れていました。

ですが、投稿主の書きこみを見ていると、この人はどうも

「今まで介護士として働いてきたけど、もっと患者さんの役に立ちたいから、

看護学校に行きたい」

というタイプの人なのではないかな、と感じたのです。

 

気持ちは分からなくはないのです。

 

アラフォーといえば、人生の折り返し地点に達し、

そろそろ「老後」という問題が現実味を帯びて来る頃で、

体力や気力、集中力の低下、親の介護問題などが

肩に重くのしかかり始める時期ですから、

最後にに自分のやりたい事に挑戦したい!と思うのも無理のない事でしょう。

 

しかし、不況どころか世界恐慌がやってくるかもしれないというこの時期において、

その選択はやはりかなりリスキーではあります。

必ず上手くいくという保障はありませんが、

絶対に失敗するという確実性もありません。

 

また、時期が違えばここまで反対されなかったのかもしれません。

 

 

 

さて、この投稿を見て「どうも他人事でないな」と感じました。

 

というのも、今働いている3つの施設に私自身あまり将来性を感じないからです。

 

私が今の施設に将来性を感じない最大の理由は、

「2025年の多死社会に向けてアンテナが張られていない」

と強く感じるからです。

 

システムやマニュアルが「従来の介護施設」のまま、

まるっきり更新されていないのです。

 

そして、「看護師が余る時代が来る」と言われて早や数年、

現在、コロナ病棟は拡大しつつあるので、

病床数(就職先)はどんどん減ってくるでしょう。

(感染予防のため、通常の病棟よりも患者数もスタッフの数も

少ない人数でやっているでしょうから)

 

ぼーっとしてたら、いつの間にか仕事がなくなっていた、

という事にもなりかねません。

 

そこで、いつまでも特定の会社に依存するような働き方をしてていいものか?

という疑問が、私の中に生まれました。

 

私は、好きな事を仕事にするのは全く向いてないので、

できる事×やりたくない事のコンビネーションで仕事をするのが、

一番向いていると思うのです。

 

 

 

そこで、新しいタイプの訪問看護ステーションの起ち上げを

思い付きました。

 

しかし、そうはいってもやはり時期があまりよくないので、

それに向けての準備を今からしっかりやっていこうと思います。

 

それにしても、一番やりたくないと思っていた、

訪問看護ステーションの起ち上げ」を思いつくとは、

何とも因果な話です。