こんにちは、Space-radです。
前回の記事に引き続いて事例のマッピングをしていきます。
まず最初に書いておきたいのが、情報の分類が終わった後に
どうしても分析ができないという場合、分析を飛ばしてマッピングする事も可能です。
マップを作るというのは、具体的に述べると連想ゲームのようなものです。
たとえば、
入浴が好き→好きな入浴剤は?→ラベンダー→よく眠れる→睡眠時間は7時間
→時間は十分だけど、質が足りてないかも?…
というように、どんどん情報同士を繋げていきます。
ですので、マップを作っている途中で新たな情報が出現するのもありです。
綺麗に図式化する事ではなく、何となく感じていたこと・思っていたことを
より具体的に言語化する事が目的なので、
メモのようにどんどん書き足していってOKです。
実際に、サガの情報をマップ化してみました。
このマップを更に簡略化すると、
①自分の中に判断基準がないー②他者との境界線が曖昧
③満たされない承認欲求→教皇になりたい
という大まかな問題が浮かび上がってきます。
ここからサガの目標を作るとしたら、
長期目標:等身大の自分を受け入れることができる
短期目標:#1他者と自分の違いを知る。
#2自分自身の欲求や感情に気付く事ができる。
という具合になりますかね。
人間というのは、「自分はこういう人間だったんだ!」と、
その時に分かったつもりでも、環境の変化や外界の刺激で簡単に
分からなくなってしまいます。
それほど、人間の心は多面的で複雑な構成をしているのです。
ですから、自分の好きややりたい事が分からなくても当然なのです。
逆にいえば、そういう事で悩める現代人は、とても幸福なのかもしれません。