なんでもよし。

最早、何でも良い。

私が看護師を辞めたいと思った最大の理由。

こんにちは、Space-radです。

 

キャッシュフロークワドラントを2/3まで読み進めました。

本の内容全てを理解しているという事は決してないのですが、

それでもこの6年間、言葉にならないもやもやで苦しんでいた理由が、

目の前に「形」として表れたような爽快感で一杯です。

 

今回はその「もやもや」を自分の言葉で綴っていきます。

 

 

 

6年前、私は体調不良を押して仕事を続けた結果、

職場で倒れてしまい、半年間の療養生活を余儀なくされました。

 

倒れる以前には、職場の上司が変わるという大きな出来事がありました。

しかし、この上司が曲者だったのです。

 

新しい上司は断るのがあまり上手な人ではありませんでした。

 

その結果、私の所属していた病棟では環境的に看るのが難しい患者さんを

上の言われるままに引き受けたたために、ひどい混乱状態になりました。

その上夜勤のできる若手社員をよその病棟に吸い取られ、

代わりに余所で問題を起こした日勤しかできないような人達が流れ込んできました。

 

私の夜勤回数は1.5倍に増え、

それまで特に大きな体調不良を抱えることもなく働いてきましたが、

生活リズムが大きく崩れ、徐々に食欲もなくなっていきました。

 

そんなある日、私は給料明細書を見て心の中でこう叫びました。

「あれだけ夜通し働いて、手取りはこれだけ!?」

 

当時、私が勤務していた病院はその周辺の看護師さんたちからは、

「そこそこ無理なく働けて、そこそこの知識や技術が身について、

そこそこの給料をもらえる病院」と言われていました。

 

決して給料が低かったのではありません。

ただ、収入が増えたので税金や社会保障が今までよりも多く引かれるようになった、

というだけの事です。

 

そして私はこれをきっかけとして、自分の労働環境を見直すことにしたのです。

 

 

 

そこで手始めに参加してみたのが、以前書いたブログで稼ぐ方法についてでした。

 

dragon-cosmos.hatenablog.com

 

私はこの「ブログで稼ぐこと」に大きな違和感を感じました。

 

ブログで稼ぐことができる、というのは鮮度の高い有用性(ニーズ)のある情報を

発信し続ける、という事ではないかなと私は考えます。

 

記事をたくさん書くと勝手にPV数も上がって、広告収入を得られる、

といいます。

では、鮮度の落ちない有用性の高い情報ネタはどの程度の割合で

存在しているのでしょうか?

また、ブログで毎月100万程度稼いでいる人の多くは、

単価の高いアフィリエイトがその主要を占めているそうです。

(有名な所では血液クレンジングでしょうか)

 

それに、広告収入を得るには、グーグルアドセンスの審査が必須です。

私は、これが一番嫌だったのです。

 

看護師以外の副業でまで、何か大きな存在に依存して稼ぎたくはないのです。

 

そのセミナーが月にどの程度稼がせることを目標にしていたかは分かりませんが、

当時の私は何かに依存して働くことに疑問を持ち始めていたのだと思います。

 

 

 

医療従事者という職業はチームプレイが大事、と言いながらも、

個人プレーが大好きな人たちも割と多いです。

 

完璧主義で全てが自分の思った通りにならないと気が済まない。

私自身にもこのような資質はあります。

だからこそ、看護師として10年も働くことができているのでしょう。

 

だけど、今の私はもうそれが嫌なのです。

完璧を目指して全てを思い通りにする事なんてどうでもいいのです。

 

依存する事にも倦み始めていましたが、相互支援の大切さに気付いたのは

ここ最近の出来事です。

 

私は、気の合う誰かと一緒に仕事や人生を楽しみたいのです。

自分のできない所や不得意な所は、誰かに助けてもらいたいのです。

そして、自分ができる事や得意な事で誰かを助けたいと思ったのです。

 

 

 

私が看護師を辞めたい、或いはブログで稼ぎたくない、

と思った最大の理由はそれです。