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自分をどうクリエイトするか?

こんにちは、Space-radです。

 

性別について、また新たに考えさせられる出来事があったので、

少しまとめていきたいと思います。

 

 

 

以前、ネットサーフィンをしていたら、anoneというサイトを見つけました。

anone.me

 

この診断には、心の性、恋愛指向、性的指向、表現したい性の4つが診断できます。

私は、日時を変えて、3回この診断をやってみたのですが、

表現したい性は、全てノンバイナリー(男でも女でもない)でした。

 

以下、私が今まで他人に与えた自分の性の印象です。

 

中性的。

男っぽくはないけど、女っぽくもない。

バイト先の男の子に雰囲気が似ている。

Space「さん」ではなく、Sppace「くん」って感じ。

性別を感じない。

男だったら良かったのに。

文章の書き方が男性っぽい。

 

こんな感じです。

後は、ネットで書きこみをしたときに、自分の性別を明かさないと、

100%男性と間違われます。

 

 

 

子どもの頃からこうだったかというと、あまり記憶にないのですが、

近所に年上の男の子が多く住んでいたために、

よく一緒に戦隊ごっこで遊ぶ一方、少数の女の子とおままごともしていました。

 

上記のような評価を受けるようになったのは、主に10代後半からで、

アラフォーの現在も、時に同じような感想を持たれることがあります。

 

10代後半から20代にかけて、私は自分の性別をとても強く抑圧していたのですが、

30代になって、病院で働くようになったある日、ふとこのように感じました。

 

「あれ?自分は自分だから、性別がどっちがいいかなんて、別にどうでもよくないか?

仮に男に生まれてきたとして、私のことだから、

同じような人生を送っていくんじゃないか?

あんなに悩んできた性別のことだけど、自分は自分でしかないのだから、

問題なんて最初からなかったのでは?」

 

こう思った瞬間、自分の中にあった「女子はこうあるべし」みたいな呪縛から

すーっと軽くなるのを感じました。

 

「ボーイッシュな恰好をしたかったら、そうすればいいし、

女性らしい恰好をしたかったら、そうすればいい。

周囲は色々言うかもしれないけれど、決めるのは私自身だ。」

と、開き直ってしまったのです。

 

 

 

しかし、このように「性別からの呪縛」が軽くなった一方で、

新たな出来事が時々起こるようになりました。

 

それは、一部の人からよく分からないネガティブな感情を当てられる、

という現象です。

 

男性は基本的に左脳で考え、用心深い性格ですので、適当に流せば、

向こうもあまり突っかかってきません。

しかし、女性性強めな男性、となると話は少しややこしくなります。

また、この感情の爆発は、圧倒的に女性から受けることが多いです。

 

一番爆発させる感情が強いのは、やはり女性ですね。

 

私にネガティブな感情を当ててくる人たち、というのは、自分自身に対して、

何らかの問題意識を抱えている、というのは、うっすら感じ取っていたのですが、

そういえば、今まで、きちんと考えてこなかったなあ、と思い、

文章化しようと思った次第です。

 

 

 

ところで、話が変わりますが、自分の中の内なる女性性・男性性について、

こんな夢を見たことがあります。

 

可愛い女の子を出産するが、産声が上がらないのを心配している。

何の夢かは忘れたが、自分が突然「僕はね!」と自分に向かって主張している夢。

自分が男の子になっていて、「女の子はか弱いから、ちゃんと守ってあげなくちゃ」と

思っている夢。

 

この夢から受けた私の印象は、私は「内なる男性性」の主張が強いのではないか、

ということです。

 

時々、私は夢の中で一人称が「僕」になります。

 

しかし、現実の私は女性です。

この自分の中の性別のずれが、どうもこういう女性たちと、

人間関係において変な共鳴を起こすのではないか?と思うのです。

 

 

 

何故だろうか?と考えてみたのですが、

やはりそれは、「自分の中の男性性と女性性の比率をもう少し調整した方がよい」

という事なんでしょう。

 

 

 

雑感として、

「家庭、学校、社会において、こうあるべしという社会人像を、

自分の指標とし、そこに重きを置いて生きている方」が、

私のような人間を見ると、単純にムカつくのかなあ、とも感じました。

 

 

 

ですが…残念ですが、こればっかりは、自分自身で変えるか否かを決めないと

いけません。

 

今の自分が嫌なのなら、性別も役割も、与えられるのを待つだけでなく、

自分からクリエイトして、自己表現すればいいのです。