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老後に必要なお金はいくらなのか?

こんにちは、Space-radです。

 

先日、同僚と老後資金の話をしていたのですが、

果たして、二千万円という数字に意味はあるのか?という話の流れになりました。

 

この二千万円というのは、銀行や大学の識者だけが集まって、

机上で計算しただけの報告書の内容です。

 

本当に国民の生活を理解した上での議論だったのでしょうか?

 

自分の寿命なんて誰にも分からないのに、老後二千万円問題を真に受け過ぎるのは、

ちょっと違うのではないか?と個人的に思います。

 

 

戦前生まれの人で、第二次世界大戦後、日本がこんなに大きな経済大国になると

予測していた人はどのくらいいたでしょうか?

戦後生まれの人は、バブルがはじけて景気が悪くなる世の中なんて、

想像できていた人は何人いるのでしょうか?

携帯電話ができて、固定電話の需要が少なくなったり、

その携帯がスマホに取って変わられたり、

これからはPCの時代だと言ってパソコン教室が流行った時に、

将来アイパッドに取って変わられるなんて、

どのくらいの人が予想できていたというのでしょうか?

 

関東大震災阪神淡路大震災、3.11のような天災、

世界大恐慌リーマンショック、コロナ禍による不況、

人の力ではどうしようもない事象が起きるのが人生というものなのではないですか?

 

いくら貯めたから安心と、今現在の常識に則って弾き出した計算は、

将来どのくらいの確率で当たるのでしょうか?

 

もしかしたら、今よりも物価が上がって二千万円では足りないかもしれない、

もしかしたら、今よりも法や制度が整って二千万円なくても何とかなるかもしれない。

 

未来の事なんて誰にも分からないのです。

だからといって、やけくそになるのも違うと思うのです。

 

 

 

そもそも近代日本の盛衰には40年周期説というものがあります。

倒幕運動が活発化していた1865年を起点としている考え方です。

news.nifty.com

 

しかし、この記事では40年という節目を盲目的に信じるのではなく、

勤勉に自主的に働いてきた日本人の功績によるものだと結んでいます。

 

つまりは、今やれることをやるしかないのだと思うのです。

 

できる範囲で貯蓄や投資(株や宝くじのようなものではなく、

自分の興味のある分野でスキルアップやキャリアアップに役立つもの)

をしていけばいいと思うのです。

 

老後に備えて、出来る範囲で運動をしたり、栄養に気を遣うのも同様です。

毎日毎日筋トレをして、むきむきに鍛える必要はありません。

週に数回、10分程度あるくだけでも違います。

続けることが重要です。

続けられない無理な計画を立てる必要はありません。

 

痛くてしんどい最期を迎えたくないなら、

できる事を長くこつこつ続けるのが、最も効果的です。

糖尿病で失明したり足を切断したり、肺病で呼吸が苦しい思いを

できるだけ回避したいなら、健康には留意した方がよいです。

(糖尿病は、足や目、腎臓などの細い血管が詰まり始めたら、元には戻りません)

 

 

 

現在のぽっくり死の確率は全体の2割と考えられているようです。

news.kodansha.co.jp

 

勿論、これも現時点での話ですので、10年、20年後がどうなっているかは不明です。