なんでもよし。

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「嫌い」という感情をどう表現するか?

こんにちは、Space-radです。

 

ツイッターを始めてみました。

特になにも呟いてませんが、ご興味があればのぞいてみてくださいね。

 https://twitter.com/Spacerad1

 

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先日長く会っていなかった友人とZOOMで話をしました。

 

 その友人は、大学卒業後周りの人たちから

「君は勤めは向かない」と言われ続け、仕方なく自営を始めた人です。

 私はコロナの少しくらい前から、本格的に何か副業を始めようと思っていたのですが、

どうしても自分に自信が持てず、やりたい事が複数あり、

まず何から始めればよいのか取っ掛かりを見付けられずにいたので、

その友人に話を聞いてみる事にしたのです。

 

そして、ZOOMで話し始めてすぐに、私がブログをやっていることを伝えると

彼女は唐突にこう言いました。

 

「私、アメブロって嫌いなんだよね」

 

私はちょっと虚を突かれて、唖然としてしまいました。

 

正直にいうと、私もアメブロにはよいイメージがありませんが

その時は、特にアメブロの事なんて一言も話してないのです。

(確かに私は、数年前まで趣味でアメブロやってましたが、

それは彼女も同じです。)

 

だけど、彼女の「アメブロ嫌い」の言葉の裏には、

「あなたはアメブロ集客なんて、レベルの低いことやってないよね?」

という若干の軽蔑を感じたのです。

 

もし彼女がそういう感情を感じたのなら、

「私はアメブロの集客が好きじゃないんだけど、あなたはどう思う?」

と聞かなかったのでしょうか?

 

どのブログサービスを使うかは個人の自由です。

 もし、自分の友達がそのサービスの短所を知らないと感じたのであれば、

上記のような素直でさりげない表現もできたはずです。

 

彼女が自営を始めてからしばらくすると、私は感覚のずれを感じるようになりました。

 表現はすごくストレートで分かりやすいんですが、

本当に言いたい事・思ってる事は何なのか?が良く分からない事が増えました。

 

 

 

結局そうこうしている内に、私の方が疲れてしまって距離を置きました。

 しかし、コロナの事で彼女の方からメールがあったので、

久しぶりに話をしてみる気になったのです。

 

結論からいうと、私は彼女と話したことで少し疲れてしまいました。

 なぜなら、終始

「私が教えてやっているという」という傲慢な態度が見え隠れしていたからです。

 

残念ですが、もう彼女と話すこともないでしょう。

 

少しばかり愚痴が続いてしまいました。

この「素直」という事に関しては、また別記事にしようと思います。

 

 

ところで、上記のような事を考えていたら、とてもタイムリーな事に

youtubeに「サバサバ系女子は言い方で損をしている」という動画がありました。

 

実は、こんな事を言っている私自身もまた、つい最近まで、

「嫌い」という言葉をなんの遠慮もなくどんどん使っていました。

(仕事の時は別ですよ。)

 

しかし、最近になって引っ越しをして、環境が変わり、

「言葉遣い」に対する意識に更なる変化が起こったのです。

 

看護師になったばかりの時も、いろんな失敗をして、

「言葉や態度」に注意を払うようになりましたが、

それはあくまでも「職場」でだけの話でした。

 

それまで私が住んでいたのは、下町のにぎやかな所でした。

 周りの人たちもとても砕けた話し方で、取り方によっては

「怒っているのかな?」と感じられる時もあります。

 

しかし、閑静な郊外の街に越してきて、

人間関係も周囲の言葉遣いもがらりと変化しました。

自分自身を振り返ってみて、堂々と「嫌い」と言い放つのは

やっぱり大人としてどうなのかなあと改めて思ったのです。

 

最初にネガティブな言葉の表現について考えるようになったキッカケは、英語です。

 

病院で体調を壊し、療養生活を送っている時、

日常の生活リズムを取り戻すために英語の再学習を始めました。

 

英語はイエス・ノーをはっきり言います。

ただし、ノーを言う場合、相手を傷つけないように、本当に色んな表現があるのです。

気が乗らないなら、それを素直に言ってもいい、

だけど、声をかけてくれた人に感謝を伝えつつ、傷つけないように配慮する。

 

私はこれを知った時、英語の表現をすごく誤解してたなあと思いました。

そして、「素直」と「表現がストレート」というのは、

全然別なことだというのに、最近になってやっと思い当たるようになったのです。

 

 

しかしそうはいっても、言うべき時にはっきり言う、ということも重要です。

 

言葉を選び過ぎて、かえって相手に伝わらなかった。

 

それも良くある話です。

表現力が豊富だと、適切なタイミングで適切な言葉を

相手に届けることができるようになるかもしれませんね。